2023年4月18日、中国メディアの新京報は、福建省福州市の集合住宅で火災があり、防護柵のために逃げ遅れた住民が死亡したと報じた。

報道によると、同市台江区にある集合住宅の7階で17日午前5時ごろに火事が発生し、住民2人が死亡した。
燃え盛る炎の中で住民は窓から逃げ出そうとしたものの、窓に取り付けてあった防護柵によって脱出ができなかった。
火は消防隊によって消し止められたが、この火事で約40平方メートルが焼けた。
出火原因については調査中とのことだ。

この件について、中国のネットユーザーは「ベランダにいる人の背後に火が迫る様子は、本当に絶望しかない」「脱出したいのにできない恐怖感」「そして脱出できたとしても飛び降りるしかない」「避難口がない防護柵は違法じゃないのか」「非常ゲート付きのスマート防護柵を開発してほしい」「緊急時に壊せるように、家にハンマーを常備しておくべきだな」といった感想を残している。

また、非常口や緊急脱出設備が必ず取り付けられている日本の集合住宅について触れ「日本のベランダは脱出できる仕組みになっているのに」「日本がやっていることは正しかったということだ」とするコメントも見られた。

(翻訳・編集/川尻)

動画はソース元でご覧ください
Record China 2023年4月19日(水) 22時0分
https://www.recordchina.co.jp/b912733-s25-c30-d0193.html
https://d32xtqhs6m4dwf.cloudfront.net/newRc/m1200/20230419/5af165fe6d7fca3ef035ce42f339144b.jpg