【ソウル聯合ニュース】韓国政府は21日、外交部報道官論評で「日本の過去の侵略戦争を美化し戦争犯罪者を合祀(ごうし)した靖国神社に、日本の責任あるリーダーらがまたも供物を奉納したり参拝を繰り返したりした」と指摘し、深い失望と遺憾の意を表した

 政府は「日本の責任ある人物たちが歴史を直視し、過去の歴史に対する謙虚な省察と真の反省を行動で示すことを促す」と強調した。

 東京の靖国神社で春季例大祭が始まった同日、日本の岸田文雄首相は「真榊(まさかき)」と呼ばれる供物を「内閣総理大臣」として奉納した。また日本のメディアによると、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」に所属する90人ほどの議員が同日朝にそろって靖国神社を参拝した。

 昨年10月の靖国神社の秋季例大祭でも岸田氏は供物を奉納し、一部の閣僚は参拝した。これに対し韓国政府は今回と同じ内容の論評で遺憾の意を示していた。

聯合ニュース 2023.04.21 11:35
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