神奈川県内に住む外国人の数が3年ぶりに増加し、初めて23万人を突破するなど、過去最多になったことが県の調査でわかりました。

2023年1月1日現在の住民基本台帳の人数を集計したもので、県内に住む外国人は去年に比べおよそ1万7000人増えた23万9301人となり、県民のおよそ39人に1人が外国籍となりました。

2014年以降、6年連続で増加傾向だった県内の外国人数でしたが、2020年に、コロナ対応で入国が規制されたことで、2年連続で減少傾向が続き、増加に転じたのは3年ぶりとなります。

国や地域別では中国が全体の29.4パーセントを占め、ベトナム、韓国、フィリピンと続き、今回、ブラジルを抜いたネパールが、初めて5番目となりました。

県は「去年、入国に関する規制が緩和されたのが増加の要因で、この傾向は今後も続く」としています。

4/21(金) 13:28 tvkニュース(テレビ神奈川)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac803556cace117c48e100007c445ba7f2c22e14

※関連ソース
県内の外国人数の調査結果について(令和5年1月1日現在)
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/k2w/prs/r4462222.html
https://www.pref.kanagawa.jp/images/97118/graph.png

2023(令和5)年1月1日現在の本県の住民基本台帳上の外国人数は、239,301人となった。〈昨年調査222,018人から17,283人増〉
県民(9,227,901人)の約39人に1人が外国籍県民〈昨年調査:約42人に1人〉
県民比率2.59%〈昨年調査:2.41%〉