【世宗聯合ニュース】韓国政府は30日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の米国への国賓訪問を機に韓米両国が「世界最高の半導体同盟の土台をつくった」と評価した。企画財政部が報道資料で伝えた。

自由市場経済の原則と価値を共有する両国がサプライチェーン(供給網)における強固なパートナシップを構築することにしたのは「訪米の最も大きな成果の一つ」とした。

 尹大統領の訪米には秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼企画財政部長官のほかサムスン、SK、現代自動車、SKの4大グループトップを含む122人の財界人が同行した。

 企画財政部は「韓米首脳は中核技術のための互恵的な供給網の重要性を確認した。両国は半導体メモリーや半導体装置などで緊密に協力しており、相互補完的な役割が一層強化されると期待される」と説明した。

 韓国企業の不利益が懸念される米国のインフレ抑制法(IRA)と半導体法を巡り具体的な解決策が示されなかったとの指摘に対しては、「韓国企業の負担と不確実性を減らすという方向性については両国首脳が明確に合意した」と強調した。

聯合ニュース 2023.04.30 15:24
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