【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は9日の閣議で、韓日関係について、「少し前までは想像もできなかったことが今、韓日間で行われている」として、「自由民主主義の価値を共有する両国が交流・協力しながら信頼を築いていけば、韓日関係が最も良好だった時代も超え、新しい未来を開拓できる」と述べた。


閣議はテレビで中継され、尹大統領の就任1年を翌日に控え、事実上の「国民向けメッセージ」を発表する形で行われた。

尹大統領は日本の岸田文雄首相が7~8日に韓国を訪問したことを取り上げ、「3月の私の日本訪問により韓日の(首脳が相互に往来する)『シャトル外交』が復活するまで12年の歳月が必要だったが、両国首脳が行き来するのに2カ月もかからなかった」と述べ、12年ぶりに両国のシャトル外交が再開されたことを強調した。

岸田首相が会談後の共同記者会見で徴用問題を巡り、「当時、厳しい環境で多数の方々が大変苦しい、悲しい思いをされたことに心が痛む思いだ」と発言したことにも言及し、「暗い過去の歴史から目を背けず、真摯(しんし)な気持ちで向き合えば、両国が直面している困難を克服し、新しい未来を切り開くことができる」と述べた。
 
今月19~21日に日本の広島市で開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせ、韓米日3カ国の首脳会談が開催されることを明らかにし、「韓米日の安全保障連携を通じ、域内の平和を構築するための連帯を一層強固にできる」と期待を示した。

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聯合ニュース 2023.05.09 11:50
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230509001700882