【5月9日 Xinhua News】中国甘粛省(Gansu)内にある万里の長城の全長は3654キロで、全国で2番目に長い。同省はここ数年、長城保護に関するプロジェクトを30件余り実施し、デジタル技術を駆使した長城の保護を進めている。

張掖市(Zhangye)山丹県(Shandan)にある漢代と明代の長城遺跡は200キロを超え、国内でも比較的保存状態の良い区間とされる。

中でも峡口古城は明代長城の重要な構成要素となるが、同県文物局の白玉章(Bai Yuzhang)副研究館員によると、長い年月により城壁の一部に破損や崩落が生じ、長城沿いの過街楼(道路をまたいで作られた建物)などの歴史的遺構も異なる程度の損傷を受けている。

地元の文物管理部門はここ数年、長城の補強・修復作業を継続するとともに、2021年10月には峡口古城の3次元デジタル化保護プロジェクトを試験的に始動。
デジタル技術を用いて約25平方キロの範囲内にある長城本体と周辺環境のデータ収集と3次元再構成を行った。

3次元デジタル化プラットフォームの構築はほぼ完了しており、職員がパソコンで長城の城壁や周辺環境を全方位的に観察できるようになっている。

作業の様子を取材すると、拡大された画面からは城壁れんがの質感や彫刻の模様まではっきりと確認できた。

《後略》

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(c)Xinhua News/AFPBB News|2023年5月9日 9:21
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