中央日報/中央日報日本語版2023.05.11 13:56

入居開始2日後に擁壁が崩れた仁川(インチョン)の新築アパートで、今度は内部のあちこちで人の大便が見つかったという主張があった。

11日、仁川市弥鄒忽区(ミチュホルグ)ヨンヒョン洞のあるマンションの入居予定者によると、
3月30日から4月2日までの全体372世帯の事前点検前後に一部の世帯の室外機室やトイレなどで人の大便で見つかった。

#【写真】仁川新築マンションから見つかった大便
https://japanese.joins.com/upload/images/2023/05/20230511135754-1.jpg

ある世帯ではトイルのタイルに人の大便がこびり付いていて、別の世帯では便器に用を足して大便がそのまま残っていたと主張した。
事前点検後の先月28日にも人の大便が見つかったという。

マンション入居予定者のAさんは「工事の現況を見るために組合から現場訪問の要請があり、事前点検前後に住宅の内部と共用施設を見回ったが、
誰かが用を足してそのまま放置されているのが数カ所で見られた」とし「室外機室にあった大便は室外機が入る時になってようやく処理された」と説明した。

また、地下駐車場と室内共用施設の天井から水が漏れて電気ショートするなど、各種欠陥が次々と見つかっているというのが入居予定者の主張だ。
マンション事前点検では計1万6000件の欠陥が報告されたが、これは1世帯あたり平均43件にのぼる。

このマンションでは入居開始2日後の6日には長さ20メートル、高さ1メートル規模の擁壁が崩れた。人命被害はなかったが、団地の警戒照明施設と床が破損した。

施工者は資材と人件費の上昇などで従来の工事費580億ウォンに56億ウォンが追加され、これを支給しない場合は訴訟を提起する考えという内容証明を組合に送った。
入居予定者は欠陥が次々と見つかっている状況で工事費の増額まで受け入れることはできないと反発している。

https://japanese.joins.com/JArticle/304248