新型コロナウイルス感染症のソーシャルディスタンスの解除で、海外旅行客が大幅に増えている。韓国文化観光研究院観光知識情報システムによると、今年1~3月の韓国の海外旅行客の出国者数は497万9386人だ。昨年の海外旅行客の出国者数が655万4031人だが、第1四半期ですでに75%を超えたのだ。このように海外旅行客が急増するにつれ、新型コロナウイルス感染症の他にも感染症に対する注意が必要だ。

今年1月、韓国で3年ぶりに麻疹(はしか)患者が発生し、世界的にも麻疹が流行する可能性があるとし、最近世界保健機関(WHO)と米国疾病統制予防センター(CDC)は警告を出した。麻疹は特に韓国人旅行客が多いベトナム、フィリピンなど東南アジア地域で感染する可能性が高く、さらに注意が必要だ。実際、今年の国内海外旅行客入国者のうち71%がアジア地域を旅行している。

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チョン・ウンジュ教授は「韓国人が海外旅行の際に訪れる多くの国で麻疹が流行しており、麻疹に対する免疫がない場合、出国前にワクチンを接種するよう勧告しているが、麻疹の予防接種に対する認識は低い方」とし「麻疹はワクチンを2回接種した場合、97%は予防できるため、旅行前に麻疹に対する免疫の有無を確認すべき」と説明した。

2023/05/12 08:21 wowkorea
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