中国・湖北省襄陽市の商店に日本の国旗「日の丸」のようなものが掲げられていたことが問題視され、城管(都市管理局員)によって撤去された。しかし、ネット上では批判的な声が多く上がっている。

中国の映像メディア・沸点視頻によると、29日、同市内の商店の店先につるされていた3枚の布が撤去された。布は白地で中心からはややずれた位置に赤い丸が描かれており、その上に「自分を好きになることは誰かを好きになることよりも重要」などの格言が書かれている。

現地当局によると、市民からの通報を受けて現場に向かった職員が布を撤去した。商店は日中は営業しておらず、職員が数回足を運んで店主と面会し、「宣伝教育」を施したという。

しかし、中国のネットユーザーからは「これは愛国とは違う」「一体誰への教育が必要なのか。騒ぎ過ぎだろう」「何かにつけて騒ぐんだから。紅衛兵が帰ってきたのか?」「敏感すぎる。(日本国旗には)全く見えない」「どこが似てるんだ? 本当に言葉もない」「法執行部門の知的レベルもとうとうここまで来たか」「ヒマなんだね」といったコメントが多く寄せられている。(翻訳・編集/北田)

Record China 2023年5月31日(水) 13時0分
https://www.recordchina.co.jp/b914895-s25-c30-d0052.html
https://d32xtqhs6m4dwf.cloudfront.net/newRc/m1200/20230531/666f61da03753ef18b1df6a94a58b330.jpg