朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2023/06/15 19:23
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チョ・グク元法務部(省に相当)長官をめぐる一連の事件を題材にしたドキュメンタリー映画『君がチョ・グク』に関連し、
韓国警察が同作品の映画興行成績ランキングが不正に操作されたことを把握し、捜査に乗り出したことが分かった。

 ソウル警察庁の反腐敗公共犯罪捜査隊は15日、
ランキングが不正に操作された映画の中に『君がチョ・グク』が含まれている疑いがあるため捜査していると明らかにした。

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 警察は、映画館と配給会社が共謀し、観客数を水増しするために「幽霊上映」(観客なしで上映すること)などの手口で
ランキングを操作したのではないかとみて捜査している。

 警察は13日、観客数の集計データを偽り、映画興行成績のランキングを操作して映画振興委員会の業務を妨害した疑いで、
CGV、ロッテシネマ、メガボックスなど大手映画館3社と、配給会社3社に対する家宅捜索を実施した。

 映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークによると、チョ・グク元長官の長官任命過程を描いたドキュメンタリー映画『君がチョ・グク』は、
昨年5月に韓国で公開されると14日間で観客動員数が30万人を突破し、最終的に33万人の観客を動員。
同年の独立映画の中で最高の興行成績を挙げた。

 警察はこのほかにも、2021-22年に韓国で公開された『非常宣言』、『雨とあなたの物語』など
70-80本の作品のランキングが不正に操作されたとみている。

ソン・ジウク記者
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