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2023/06/18(日) 22:24:20.33ID:nqfNEO4r2023年6月18日
日本円に対する韓国ウォンの価値が約8年ぶりに最低水準まで下落したことで、日本旅行や為替差益を考慮した円需要が急増しています。専門家は、円の価値が1円＝800ウォン台までさらに下落する可能性があるため、現時点で円の保有を必ず増やすことが最善の投資ではないと助言しています。
18日、金融業界によると、4大銀行（KB国民・新韓・ハナ・ウリ）の5月の円売却額は301億6700万円（約2732億ウォン）で、前月（228億3900万円）比で73億2800万円増加しました。顧客がウォンを支払って円を購入した規模が300億円を超えたことを意味しますが、これは昨年5月（62億8500万円）比で4.8倍に増加した水準です。これらの銀行の円預金残高も、先月末の6978億5900万円から、先月15日の8109億7400万円に16％急増しました。
韓国ウォンに対する円の値は、最近の2か月で約100ウォン近く急落しました。4月末には100円＝1000ウォンを超えていた円・ウォン為替レートは、16日午後3時30分時点で903.82ウォンとなり、2015年6月26日（905.40ウォン）以来、約8年ぶりの最低水準にまで下落しました。前日の15日、東京外国為替市場では、円が1ユーロ＝152円を超え、2008年9月以来の最高記録を樹立し、円・ドル為替レートも1ドル＝141円台に上昇しました。これは昨年11月以来、7か月ぶりの最高水準です。アメリカとヨーロッパの通貨引き締めの傾向が当分続くと予想される中、日本は緩和政策を維持することで円の価値を引き下げていると分析されています。日本の中央銀行が緩和政策を継続する場合、100円＝800ウォンの水準まで円の価値が下落する可能性があります。
過去最高の円相場現象により、日本株市場は強気の動きを見せており、国内投資家の資金も流入の傾向にあります。金融投資業界によれば、先月15日時点で、上位8つの主要証券会社（未来エセット、韓国投資、NH投資、三星、ハナ、KB、メリルリンチ、新韓投資証券）に預けられた円預金と日本株評価額は、総額で4兆9,462億2,000万円となり、昨年6月末（3兆1,916億円）に比べて28.3％増加しました。
国内投資家は、先月だけで3,441万7,000ドル（約439億6,000万円）相当の日本株を純買いしました。日本株市場の代表的な指数である日経225平均株価は、年初比で30.3％の上昇率を示しており、将来的に円相場が強気に転換される場合に為替差益を得る可能性があり、投資意欲を刺激する状況となっています。
NH投資証券の研究員、キム・チェユン氏は、「日本株市場では外国人投資家の売買比率が70％程度と高く、外国人の純買いが続いていた後に純売りに転じると相場の転換点となりやすい」と述べながら、「さらに最近の日本株は、『バブル崩壊』以降、連日最高値を更新する状況であり、利益確定や差益実現の売り物が出やすい状況」として注意を呼びかけました。
https://v.daum.net/v/20230618182808119
