0001ばーど ★
2023/06/19(月) 08:14:44.57ID:wqCW7EXr「被疑者に屈辱」与えた習性は相変わらず 「荒っぽい言葉使い」社会的拡散懸念
(略)
政治家の言葉は正直でなければなりません。真実が込められていなければなりません。華やかでなくても理路整然としていて、品位と説得力がなければなりません。核心を突いていながらも他人を傷つけてはなりません。実に難しいですよね。
■「四宜斎」の教訓とは程遠い尹大統領
大韓民国の最高の政治家、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の言葉使いはどうでしょうか。尹大統領は話すことが好きです。歴代のどの大統領よりも口数が多い。ためらうことなく堂々としています。表情はいつも自信に満ちています。だからでしょうか。行き過ぎがよくあります。過ぎたるはなお及ばざるが如しです。
今月13日にテレビで生中継された国務会議での発言がそうでした。共に民主党のクォン・チルスン首席報道担当による天安艦艦長に対する侮辱問題に言及したものでした。
尹大統領は「英雄たちの犠牲と献身を記憶し礼遇することは、国民主権主義と自由民主主義をうたった憲法精神の実践だ」とし、「英雄たちの犠牲と献身を歪曲し、おとしめることがあってはならない」と語りました。ここでやめていたら問題はなかったでしょう。
ところが「このような行為は大韓民国の国家アイデンティティを否定する反国家行為」だと述べたのです。反国家行為ですって? 言い過ぎです。
尹大統領は、民間団体に対する補助金の監査結果については「途方もない不正が摘発された。横領、リベート授受、虚偽受領、私的使用、書類ねつ造など、不正の形態も様々だった」と述べました。地方教育財政交付金の合同点検については「学齢人口は減っているのに、税収が増加して教育交付金が急激に増加している中で補助金は乱発され、検証と管理が全く行われていないため不正の土壌となっていた」と語りました。そう言えます。
ですが「国民の血税が政治ポピュリズムの餌食となり、前政権だけで400兆ウォン(約44兆2000億円)も国家債務が膨らんだ。これは納税者に対する詐欺行為であり、未来世代に対する搾取行為」だと述べました。文在寅政権が納税者に詐欺をはたらき、未来世代を搾取したというのです。
ひどすぎると思いませんか? パンデミックで生存の危機に瀕していた国民のために財政拡張が不可避だったことは、わざと無視しているのでしょうか。
尹大統領は先日、韓中関係について、「韓中関係は常に相互尊重と友好増進、共同の利益の追求という大原則をもってやってきている」と述べました。ここまででやめておけばちょうどよかったです。
ですが、ケイ海明駐韓中国大使の最近の発言を「不適切な振る舞いを国民は不快に思っている」と非難したのです。大統領が一介の大使の発言を自ら非難したことで、大統領の格も落ちてしまいました。国民の力のユン・サンヒョン議員が「大統領がまるで外交争いの前面に立ったような格好」だと言ったほどです。
尹大統領の多弁と万機親覧(君主がすべての政治にかかわること)は、検事時代から形成されてきた言語習慣です。部長検事、ソウル中央地検長、検察総長の時代には、部下たちと2時間かけて夕食を共にしたとすれば、1時間50分間は一人で騒いでいる。そんなスタイルだったそうです。彼の部下として仕えていた検事たちの証言です。茶山丁若鏞の四宜斎の教訓とは正反対の姿です。
以下全文はソース先で
ハンギョレ 2023-06-19 03:34 修正:2023-06-19 06:33
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/47067.html