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(台北中央社)中国の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室(国台弁)は20日、台湾産バンレイシの輸入を再開すると発表した。
ただ、中国側で登録が済んでいる包装業者と果樹園のみ受け入れるとしており、
農業委員会(農水省)は、検疫のルールに関する意思疎通を中国に求める姿勢を示した。

同委はこの日の報道資料で、輸入再開の発表を歓迎しつつ、台湾全体でバンレイシの果樹園は1009園、包装業者は50社あるのに対し、
中国側の許可を得ているのは果樹園25園と包装業者3社にとどまっていると指摘。
両岸(台湾と中国)間の既存のプラットフォームを通じた意思疎通を呼びかけた。

中国は2021年3月、台湾産パイナップルを、同年9月には害虫の検出を理由にバンレイシとレンブの輸入を停止するとした。

同委農糧署の胡忠一(こちゅういち)署長は20日、中央社の取材に応じ、パイナップルやレンブなど他の農産品の解禁も願う考えを示した。

(汪淑芬、張雄風/編集:楊千慧)
2023/06/20 17:57:33
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