【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市は２９日、同市全域に大雨注意報が発令されたことを受け、市内２７の河川全てを立ち入り禁止とし、陽川区木洞など４カ所の雨水ポンプ場を稼働していると発表した。

市の全部署と傘下機関には大雨に備えて安全管理を徹底するよう要請し、携帯電話のメッセージやＳＮＳ（交流サイト）でも同様の内容を発信した。

　側溝のふたや山の斜面、道路、地下鉄、工事現場、上水道、漢江などは事前点検を完了した。

　これまでのところ被害の報告はないという。

　気象庁は、雷を伴う雨雲の帯が黄海上を北東に移動し、この日午前から夜にかけて突風や雷を伴い１時間に３０～６０ミリの激しい雨が降るとの予報を発表した。

　同日午前９時をもってソウル市全域に大雨注意報が発令されており、予想降水量は５０～１２０ミリ（多いところで１５０ミリ以上）となっている。

聯合ニュース　2023.06.29 14:40
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