【ソウル聯合ニュース】韓国観光公社が29日発表した統計によると、5月に韓国を訪問した外国人観光客は約86万7000人で、前年同月の5.0倍に増えた。

国・地域別にみると、日本からの観光客が前年同月の49.6倍の約18万4000人で、最も多い。昨年12月から6カ月連続で最多となっている。

 韓日の関係改善ムードと韓流人気が後押ししたとみられる。4月下旬から5月上旬にかけての日本の大型連休、航空座席供給数の増加も要因に挙げられる。観光公社の関係者は「最近の円安や航空運賃の値上がりなどにより、日本人の海外旅行費用が上がった」と指摘。地理的に近い韓国が魅力的な旅行先として注目されていると説明した。

 中国からの観光客は前年同月の11.4倍の約12万8000人だった。団体観光はまだ許可されていないが、観光客数は回復傾向にある。次いで米国が2.4倍の約10万2000人。台湾(約6万7000人)と香港(約2万9000人)は前年同月比の伸びが特に大きかった。

 5月に海外に出国した韓国人旅行客は前年同月比5.3倍の約168万3000人に上った。

聯合ニュース 2023.06.29 13:59
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