韓国MLBPARKから「『ベニハルカ』さつまいもを市・群農技センターが先頭に立って普及する『衝撃』」という記事を翻訳しました。

日本から無断で持ち込まれた「ベニハルカ」を一部の市・群農業技術センターが組織的に培養後、
積極的に普及したことが明らかになり衝撃を与えている。

サツマイモを栽培する農家と関係専門家たちは
「密輸されたサツマイモを公共機関が直接組織、培養して大量供給することはありえないこと」とし
「明らかに間違っている」と声を上げている。

農林畜産検疫本部によると、国内で栽培される日本産育種のサツマイモである「ベニハルカ」を含め、
どの品種も栽培用に持ち込まれた記録はない。
検疫本部の関係者も「過去10年間、栽培目的で公式手続きを踏んで日本から入ってきたサツマイモは一切ない」と明らかにしている。

このように、公的機関が密輸したサツマイモを組織的に培養して普及に乗り出した結果、
「ベニハルカ」の栽培面積は3~4年だけで国内全体のサツマイモ栽培面積の40%に迫るほど増えた。
単一の品種がこれほど早く大規模に普及した事例は極めて異例である。

特に市・軍農技センターの一部では、組織的に培養した苗を販売し、独自の収入源としていた状況も明らかになっている。
農技センターで組織的に培養した無病苗は、民間が組織培養して販売するものより遥かに安いのが事実だ。
密輸したさつまいもを増殖させた後、お金を受け取り販売していたということ自体がモラルハザードだと、
国産のさつまいも栽培農家や関係専門家らが指摘している。

農業経営人中央連合会の関係者は「農技センターが<ベニハルカ>など日本の品種を普及した結果、
結局は国産品種が疎外される事態がもたらされた。公共機関として国産品種普及に拍車をかけるべきだ」と強調した。

韓国のリアルを伝えるコリアル 2023年6月29日
https://kore-real.info/2023/06/29/post-7023/