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2019年に旧日本軍慰安婦問題を米国社会に知らせようと首都ワシントンDC付近に設置された「平和の少女像」が居場所を失った。

「ワシントン平和の少女像」設置を推進した「ワシントン希望ナビ(=蝶)」のチョ・ヒョンスク代表によると、
バージニア州アナンデールの建物の前に設置されていた少女像が最近撤去された。

この少女像は韓国で制作され、2016年11月に米国に到着したが、日本側の反発で設置場所を確保できず、
3年間にわたり倉庫に保管されていた。
こうした事情を知った韓国人が自身の建物の前庭を提供し、
2019年10月にバージニア州の韓人タウンとして知られるアナンデールに設置された。

しかし最近、建物1階に入居した会社が少女像がある建物の前庭を使用することになり、ワシントン希望ナビは代わりの場所を物色してきた。
その後、長期間にわたり場所が決まらず、結局、少女像は2日、ある会員の家庭に臨時移動した。

チョ代表は「以前の場所は大通りにあり、バス停留所の前だったので、普段から通行人が多かった」とし
「現在、ワシントンDCとバージニア、メリーランド地域の適当な場所を調べている」と説明した。

続いて「今まで場所を提供したビルのオーナーは非常に好意的で、新型コロナ期間に生じた空き室を満たそうとしている」とし
「少女像を撤去しろという政治的圧力を受けたのではない」と伝えた。

2023.07.06 10:18
https://japanese.joins.com/JArticle/306264