2023年7月19日、中国共産主義青年団の微博アカウントは、2024年の米大統領選挙の民主党代表候補である政治家が「米国は生物兵器を作るために中国人のDNAを集めている」と発言したことを報じた。

24年の米大統領選挙で民主党の候補争いに出馬を表明しているロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が先日、「新型コロナウイルスの攻撃目標は白人と黒人だった。免疫力が最も高いのはユダヤ人と中国人だ」発言したほか、「米国は今、中国とロシアを標的としたバイオ化学兵器の研究開発を進めており、ロシア人と中国人のDNAを集めている」と述べた。

同氏はこれまでにも反ユダヤ主義的発言をたびたび行っており、今回の発言を含めて米政府や世論、さらにはケネディ家から批判の声が出ていると報じられてきた。

この件について中国のネットユーザーは「アメリカ合衆国じゃなくてアメリカ災衆国だ」「バイオ戦に警戒せよ!」「大層立派なお考えだこと」「この数年の米国の報道を見ると、この国がもはや危篤状態に陥っていることがうかがえる」「米国がなくならない限り、世界から不安がなくならない」「わが国も急いで欧米人のDNAを集めてウイルスを作らなければ」といった感想を残している。

また、「そういや中国のどこかの有名大学が外国の機関と一緒にゲノム研究してたよな」とするユーザーがおり、ネットユーザーらはこれを上海市の復旦大学だとして「復旦の役割が大きいな」「復旦大学を捜査せよ」という声も少なからず見られた。(翻訳・編集/川尻)

https://www.recordchina.co.jp/b917550-s25-c100-d0193.html