中国のサッカー評論家が投稿した動画に大きな反響が寄せられている。

サッカー評論家の董路(ドン・ルー)氏は9日、「何かにつけて『中国はユース育成で日本に学べ』という人は、これを見てどう思うだろうか」とつづり、動画を投稿した。動画は日本で撮影されたものとみられ、サッカーのユニホームを着た小学生くらいの子どもたちがサッカーボールやスパイク、リュックサック、クーラーボックスなどの大荷物を自分で運ぶ様子が映っている。

中国では通学時に子どもの荷物を親や保護者が代わりに持つことが多く、日本の小学生が大荷物をすべて自分で持って通学する様子はたびたび話題になる。

董氏の投稿動画に中国のネットユーザーからは「これはスタートから負けている(泣)」「クアラルンプールで対戦した日本の子どもたちはみんなこうしていたな」「自分のことは自分でやる。自分に責任を持つということだ」「日本の子どもは自分のことは自分でやる。中国はだめだ。大学生になっても両親に送ってもらうやつもいる」「子どもの頃から自分のことは自分でするという習慣が身に付いているんだ。でも、もし自分なら無意識に手伝っていると思う」といった声が寄せられた。

また、「ビッグベビー(大きくなっても甘えている人)はわが国の特色」「多くの人は日本についてほとんど知らないのに日本に学ぼうとか言っている」との声や、「私たち中国の親には本当にできないことだ」「中国の親がまず日本の親に学ばないといけない?」「私も日本の親のようにしたい(涙)」「多くの場合、問題は子どもではなく親にあるんだよな」「これは伝統文化。中国人の頭では、大人は一生子どものために奔走する。(日本には)学べないよ」といった声も。

このほか、「これはサッカー以外にも言えることだ」「日本を、そして自分たちを直視しないといけない」「すべては日常生活から。安全な環境で小さい頃から独立心を養い、団結して協力する」「日本のサッカースタイルに通じるところがあると思う。日本のサッカーは緻密で全体の切り替えが速い。これらは高度に集団化されている」といったコメントが寄せられる一方、中には「これが何かを証明するわけじゃない。卓球やバスケットボールやバレーボールや飛び込みでは、中国の子どもたちが優秀な成績を挙げているんだから」という意見もあった。(翻訳・編集/北田)

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