順天市で世界スカウトジャンベリースイス運営チームが搭乗したバスと市内バスが衝突して13人が怪我をしたというニュースを昨日お伝えしましたが、不幸はこれだけではありませんでした。

千人を超えるスイスの学生隊員たちはソウルで、運営チームは順天に配置されたが、遅れてこの事実を知らない運営チームが強く抗議する騒動が生じました。

【パク・スンヒョン記者】
世界スカウトジャムベリーから早期撤退したスイス運営チームは8日夜11時ごろ順天に到着してびっくりしました。
自分たちが管理しなければならないスイス学生隊員1,300人余りがたった一人もいなかったからです。
順天に下ってきた運営チームとは異なり、隊員たちは正反対方向のソウルに上がったのです。

【順天市の関係者】
順天に来てみると山の中で子供もいないからすぐにソウルに行くと言いました。バスから降りずに、送ってほしいと2時間以上抗議しました。
ジャムベリー組織委は通訳要員も配置せず、運転手にのみ目的地を伝えながら問題をさらに大きくしました。
順天市が翌日、ソウルに連れて行くと約束したからこそ彼らをやっと説得することができました。
いったん順天で寝て、明日の朝10時までにソウル宿舎に送ってあげるよう説得をしたし、運営チームも時間も遅くて仕方ないという事を知っているので寝て朝に上がったんです。

恥ずかしさを後にして翌日ソウル行きのバスに乗ったが、交通事故に遭う不幸まで経験したジャンベリー・スイス運営チーム。
ジャンベリー組織委の未熟な大会運営で韓国での大切な一日が再び悪夢に変わってしまいました。