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中央気象局提供

(台北中央社)強烈台風(台湾基準)台風9号は27日、フィリピンの東の海上を南に進んでいる。
中央気象局によれば、台風9号は台湾の南端を通過する可能性が高く、早ければ28日夜に海上台風警報、
29日午後に陸上台風警報が発表される見通し。

気象局によれば、台風9号は27日午前8時現在、フィリピンの東の海上にあって、時速10キロで東南東に進んでいる。
中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は51メートル。

気象局は、台風9号は今後2、3日は勢力を維持する見通しだとし、台湾南東の海域に入る際にはさらに勢力を増す可能性があると説明。
27日夜から進路を北向きに変えるとみられ、恒春半島や東部・台東または南部・屏東の一帯を通過する可能性が高いとの見方を示した。
ただ、進路は今後変わる可能性もあるとし、観察が必要だとした。

30、31日は台風9号やその周辺の湿った空気の影響で、東台湾では局地的に大雨になる可能性がある。
北部や南部は所により一時雨、その他の地域は晴れるが、午後には所によって一時的に雷を伴う雨となると予想されている。

海上台風警報は台湾本島、澎湖、金門、馬祖から100キロ以内の海域が強風域に入ると予想される時刻の24時間前に、
陸上台風警報は台湾本島、澎湖、金門、馬祖の陸上が強風域に入ると予想される時刻の18時間前に発表される。

(張雄風/編集:名切千絵)
2023/08/27 15:43:00
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