中国共産党系の有力紙「環球時報」が、処理水放出をめぐる中国から日本への嫌がらせ電話に対して、実質的に鎮静化を求める社説を掲載しました。

 中国の環球時報は30日、日本の飲食店などに中国国内から発信された嫌がらせ電話が相次いでいることに触れた社説を掲載しました。

 文書では「中国社会を憤慨させているのは日本の国民ではなく、処理水の放出という身勝手な行為である」と指摘したうえで「極端な情緒をあおる言動には注意が必要だ」と、実質的に嫌がらせ電話をやめるよう求めました。

 一方、嫌がらせ電話の問題が焦点をずらすための「自作自演だという指摘もある」と主張しています。(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8a2f303964d1ff04b834fe36668d7e7099e30f2