Record China 2023年9月16日(土) 18時0分
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香港メディアの香港01は9日、「日本のラーメン七つの知識」と題する記事を掲載した。

記事は、「ときどき無性にラーメンを食べたくなることはありませんか?。
日本のラーメンは味の種類も豊富だが基本的にどれも味が非常に濃い。
これだけ濃いのには日本人だけに分かる理由があった」とし、「七つの知識」を紹介した。

一つ目は「ラーメンのスープが濃い理由」。記事は「味が濃いのはラーメンを副菜として食べているから」とし、
「日本人がラーメンを食べる時は多くの場合、白米を付ける。
そして、ラーメンのスープをかけて食べるため、スープはしょっぱく作られているのだ」と述べた。

二つ目は「のりの使い方」。記事は「多くのネットユーザーが日本のラーメンにのりが乗っているのを不思議に思っている」とした上で、
「のりはご飯や麺を包んで食べるためのもの。スープを吸った磯の風味漂うのりをご飯や麺と一緒に食べると味も食感も良くなる」とした。

三つ目は「雨の日にラーメンを食べるとおいしい」。記事は「これには科学的な根拠があり、雨の日には気圧が低くなり、
それによってスープの沸点が下がるため、素材のうまみが流出しにくく、スープはよりおいしくなるのだ」と述べた。

四つ目は「ラーメンは実はファストフード」。記事は「香港でラーメンといえばみんなが集まって食べるイメージかもしれないが、
日本ではファストフードのようなもので、多くの人が1人で店に入って黙々と食べ、食べ終えるとすぐに店を出る。
食べるのが遅かったり、食べながらおしゃべりしたりしていると奇異な目で見られることもある」と説明した。

五つ目は「氷水が出される理由」。記事は「多くのラーメン店では氷水が提供されるが、
氷水は濃いスープの味をさっぱりと洗い流してくれると同時に口の中の温度を下げてくれる。
だからアツアツのラーメンを食べ続けることができるのだ」とした。

六つ目は「日本のラーメンはテイクアウトできない」。記事は「多くのラーメン店の店主にとって、ラーメンは心を込めて作った料理。
スープの温度、麺の柔らかさなどにそれぞれの基準を設けている。もし客がテイクアウトしたら、品質の保証ができなくなる。
もっとも、コロナ禍ではテイクアウトに対応する店も出てきた」と解説した。

七つ目は「ラーメンは酔い覚ましに良い」。記事は「飲み過ぎた翌日に酒が残っていると、体は多くの水分やビタミン、たんぱく質、
糖などを欲し、代謝を高めてアルコールを排出しようとする。
これらはラーメンで取ることができるため、日本人は飲酒した後にラーメンを食べるのだ」とした。(翻訳・編集/北田)

https://www.recordchina.co.jp/b920326-s25-c30-d0052.html