2023年09月19日、韓国の企画財政部が「経済協力開発機構、’23年韓国経済成長率1.5%展望」というプレスリリースを出しました(下掲)。

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⇒参照・引用元:『韓国 企画財政部』公式サイト「経済協力開発機構、’23年韓国経済成長率1.5%展望」

これは『OECD』(Organisation for Economic Co-operation and Developmentの略:経済協力開発機構)が「中間経済展望」のデータを公表したのを受けて出したもの。

いいたいことは、これまで下方修正し続けた『OECD』が、今回は韓国の2023年の経済成長率を下げずに、「1.5%」予測を維持した――です。

以下をご覧ください。

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↑06月時点での韓国の経済成長率予測は「1.5%」。今回09月時点での予測も「1.5%」で維持されました。

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⇒参照・引用元:『韓国 企画財政部』公式サイト「経済協力開発機構、’23年韓国経済成長率1.5%展望」

『OECD』が韓国の経済成長率予測を維持したことがよほどうれしかったのでしょう。

ただし日本が問題で、06月時点では「1.3%」だったのが「1.8%」に、「0.5%」ポイント上方修正されています。

このとおりになれば、2023年は経済成長率で日本が韓国を上回ることなります。

これが大変に面白くないと見えて、例えば韓国メディア『NEWSIS』では「ぐぬぬ……」感あふれる記事を出しています。以下に記事の一部を引いてみましょう。

(前略)
特に、日本は今年06月の1.3%から今回1.8%に予測され、3カ月ぶりに0.5%ポイント上方修正された。

今年の第2四半期の日本の実質国内総生産(GDP)が前四半期より1.5%成長するなど、市場の予想を大きく上回る成長が影響したとみられる。

OECDの見通しどおり、今年韓国が1.5%、日本が1.8%成長すれば、1998年以来25年ぶりに日本の経済成長率が韓国を追い抜く。

ただし、日本の来年の成長率は従来の1.1%から0.1%ポイント下方修正された1.0%と予想された。

来年の世界経済成長率の見通しが2.9%から2.7%に下方修正されたため、日本の今年の成長率が来年には逆基底効果として反映されたと見られる。
(後略)

⇒参照・引用元:『NEWSIS』「OECD, 韓성장률 올해 1.5% 유지…”제약적 통화정책 유지해야”」

1998年以来、実に25年ぶりに日本が韓国の経済成長率を抜くことになる、ぐぬぬ……なのですが、来年、2024年の経済成長率は下方修正された――と慰めている様子が窺うかがえます。

韓国は、日本に勝ったとか負けたとか、日本のことなど気にせず、自国のことに一所懸命になった方がいいと思われます。

ここまで韓国の発展を支えてきた輸出がいよいよ袋小路にハマりつつあって、経済が傾いているのですから。その上、これを突破するためのビジョンも特にありません。

(吉田ハンチング@dcp)

https://money1.jp/archives/113077