【09月20日 KOREA WAVE】ソウル大学の2024年度随時募集が13日午後6時に締め切られ、2181人の募集に計1万9279人が志願し競争率は8.84倍となったことが、大学予備校「鍾路学院」の調べでわかった。浪人生と仮面浪人(大学に入学したまま再受験する学生)の流入で、昨年(6.86倍)より競争率が高くなったようだ。

ソウル大学の競争率は最近3年間、2022年6.23倍、2023年6.86倍、2024年8.84倍と、毎年増加傾向を見せている。

特別選考を除いた医学部の競争率は12.30倍で、昨年(10.49倍)より上がった。今年新設された先端融合学部も10倍と高かった。

鍾路学院のイム・ソンホ代表は「医大選好現象と文・理科統合型大学修学能力試験(修能)での理科有利現象、高難度キラー問題(超高難度質問)排除で高まった理科生の自信が反映されたもの」と分析している。

ソウル大学より1時間先に願書受付を締め切った高麗大学は、競争率12.92倍(昨年14.09倍)で最終締め切りとなった。慶煕大は27.43倍で昨年(27.30倍)より小幅上昇した。

韓国の大学入試は主に、定時募集と随時募集の二つの選考方法を取る。定時募集は大学修学能力試験(修能)を中心に、随時募集は学生生活記録簿(高校3年間にどのような活動をしたかを記録する資料)を中心に、それぞれ選考する。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News

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