【北京=三塚聖平】中国当局が今年3月に、日本の金属商社で希少金属(レアメタル)
に関する業務を扱う中国人社員を拘束していたことが22日、分かった。関係筋が明らかにした。
中国の国有企業でレアメタルに関する業務を担う中国人社員が同時期に拘束されたという情報もあり、関連している可能性がある。

中国政府は西側諸国との対立長期化を念頭に、「国家安全」を左右する重要物資としてレアメタルに関する統制を強めている。
拘束もそうした方針を踏まえているとみられ、関連産業への締め付けを強める政府の姿勢が鮮明となっている。

日本の金属商社は、中国でレアメタルに関する事業を専門的に展開しているといい、容疑などの詳細は不明だ。

中国はスパイ行為の定義を拡大した改正反スパイ法を7月に施行するなど、中国で活動する外国人や外資企業、
それと関係する中国人への監視・摘発を強化している。
3月には北京でアステラス製薬の日本人男性社員が反スパイ法違反の疑いで拘束され、今月に正式に逮捕されている。

2023/10/22 20:58
https://www.sankei.com/article/20231022-DIH4MMRK7VMHFOGU43UIJQFKTM/

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