Record Korea 2023年11月3日(金) 16時0分
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韓国メディア・アジア経済はこのほど、「K-POPが世界中で人気となり、歌詞における英語の割合が高くなっている」と伝えた。
特にガールズグループにその傾向が強く、記事は「K-POPなのに韓国語がない」と指摘している。

サークルチャートのキム・ジヌ首席研究員によると、今年上半期のデジタルチャートトップ400に入ったガールズグループの音源を調べた結果、
歌詞に占める英語の割合は41.3%で、18年上半期に比べ18.9ポイント上昇した。
主に使われている英語は「I」「You」「Like」「Love」。BLACKPINKの成功以来、内需中心だったガールズグループの市場が海外に拡大し、
英語の使用率が上がったと分析されている。
英語使用率は(G)I-DLE(53.6%)、LESSERAFIM(50.6%)、BLACKPINK(50.0%)、NMIXX(49.3%)、
NewJeans(48.4%)の順で高く、IVE(24.9%)が最も低い。海外消費層が多いほど英語使用率も高くなっているという。

大衆音楽評論家のカン・テギュ氏は、「MZ世代は英語の歌詞に拒否感が全くなく、それがチャートに現れている。
歌詞に韓国語で制限を置く必要がなくなった」と分析している。

一方、ボーイズグループの曲も英語使用率は上がっているが、ガールズグループに比べると相対的に低い。
今年上半期は24.3%で、18年上半期より5.6ポイント上昇した。
キム研究員は「ガールズグループはファン層だけでなくグローバルな大衆をターゲットとしており、
ファン層中心のボーイズグループとは差別化された現象が見られている」と説明している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは
「K-POPとして海外に行って、海外盤を出してるよね。韓国語も使わないでK-POPと言えるのか」
「韓国語で歌うからK-POPなのであって、英語で歌うならただのPOPだ。グローバルもいいけど、本質を忘れたら最後は滅びるぞ」
「K-POPはハングルを海外に広める機会を自ら捨てている」
「韓国語で歌ってることも人気の要因じゃなかったのか?」
「根っこを失った木は朽ちていく」
「もうすぐK-POPの終末がやってくる」
などの声が殺到している。

また、
「英語も韓国語も関係なく、K-POPは歌詞がさっぱり聞き取れない」
「韓国人も米国人も、何を歌ってるのか分からない歌詞」
といった指摘も見られた。(翻訳・編集/麻江)

https://www.recordchina.co.jp/b922970-s39-c30-d0195.html