元韓国代表女性オリンピアンを巡る「希代の結婚詐欺事件」…多くの韓国人が「詐欺王国」の残念な実情を再確認することに
11/03

元国家代表の女性アスリートを巡る「希代の結婚詐欺事件」がすでに2週間にわたり韓国人の目と耳を虜にしている。

ナム・ヒョンヒ氏(42歳)は、2008年の北京オリンピック、2012年のロンドンオリンピックでそれぞれ銀メダルと銅メダルを受賞し、アジア大会をはじめとする多くの国際大会で金メダルを受賞した韓国女子フェンシング界を代表するスター選手だ。

今年8月に夫との離婚事実を発表したばかりのナム・ヒョンヒ氏が23日、某女性誌のインタビューを通じて、「今年1月に出会った15才年下の財閥3世チョン・チョンジョ氏と再婚する予定」と明らかにしたことから、今回の騒動が始まった。

インタビューの公開直後、ネット上には、ナム氏の婚約者の外見があまりにも女性的で履歴も嘘臭いという書き込みが飛び交い、ナム氏はこのような書き込みに対して名誉毀損で告発するという強硬対応を宣言した。しかし、「韓国の文春砲」といわれているネットメディア「ディスパッチ」がナム氏の婚約者チョン・チョンジョ氏の正体を暴いたことで、事態は大きく反転する。

ディスパッチはチョン・チョンジョ氏の過去の詐欺犯罪判決文を入手し、チョン氏が少なくとも7件の結婚詐欺を行い、複数の被害者から約3億ウォンの金をだまし取った詐欺の前科犯だという事実を報じた。

また、判決文に出ているチョン氏の性別は「女性」だったという事実も暴露。ナム氏に出会ってからチョン氏はナム氏の名声を利用して体育教育事業を模索していたと伝えながら、「ナム氏はチョン氏が女性であることを知っているのだろうか?」と疑問を提起した。

■「睾丸移植手術」をしたと言われ…

ディスパッチ砲の直後、ナム氏の母親が警察などと共にナム氏とチョン氏が居住している江南の最高級タワーマンションを訪ねてナム氏を説得し、ナム氏は家に帰るに至った。そしてナム氏の実家を訪ねてきたチョン氏をストーキング容疑で警察に告発した。

以後、ナム氏は複数の番組に出演し、自分がチョン氏にいかにして騙されてきたかを説明した。インタビューによると、チョン氏は1月、ナム氏が運営するフェンシングスクールに警護員を同行して訪れ、事業上フェンシングを学ばなければならないとし、レッスンを要請したという。その後、チョン氏と恋人関係に発展したナム氏は、自分がチョン氏の子供を妊娠したと信じさせられたと主張した。

ナム氏は、チョン氏が性転換手術をした事実を知っていたが、チョン氏が買ってくれた妊娠テスターで妊娠したことを確認した。ナム氏はおかしいと思ったが、チョン氏が「睾丸移植手術」をしたと言ったため妊娠を信じてしまったという説明だった(韓国メディアによると、チョン氏は性転換手術を受けたことがなく、現在も立派な女性だそうだ)。

また、チョン氏が、「自分はPホテルグループの婚外子であり、生まれてくる子にグループを譲りたい」と言うなど、ずっと自分をだましてきたと主張した。

以後、ナム氏の家族と親戚、知人をはじめ、多くの人がチョン氏により数億ウォンの投資詐欺にあった情況が明らかになり、チョン氏に対する本格的な捜査が進められている。

https://gendai.media/articles/-/118631?imp=0


11/07

警察がチョン・チョンジョ(27)氏との詐欺共犯の容疑を受けている元フェンシング国家代表ナム・ヒョンヒ(42)氏の出国を禁止した。

https://news-nate-com.translate.goog/view/20231107n14408?mid=n0400&_x_tr_sl=ko&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja