中国四川省の山奥で10月、ひっそりと一般公開が始まった上野生まれのメスのジャイアントパンダ「シャンシャン」。
日本から2月に返還され、1カ月ほどで公開されるとの見方もあったが、実際には7カ月半後だった。
シャンシャン専属の飼育員が朝日新聞の取材に裏舞台を明かした。

【動画】中国四川省の施設で公開が始まったシャンシャン
https://youtu.be/Uz-7xt2YQXA

 シャンシャンが中国に渡ってから暮らしているのは、同省成都市から南西へ車で2時間ほどの雅安市。
トレッキングで有名な景勝地・碧峰峡にある中国ジャイアントパンダ保護研究センターの施設だ。

 成都市の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、飼育数が多く展示にも力を入れていて動物園に近い。
一方、標高約1千メートルの山の中にある碧峰峡の施設は野生パンダが暮らす環境に近い自然があり、約70頭のパンダが飼育されている。

 飼育員の趙蘭蘭さん(37)はシャンシャンが着いた2月21日の夜を「はっきりと覚えている」。その日は大雨が降っていた。
空路と陸路の長旅を終えて施設に到着したのは午後10時ごろ。「最初の反応は吠(ほ)えることだった。とても攻撃的だった」とふり返る。

 シャンシャンは東京・上野動物園で生まれ育った。趙さんは「初めての飛行機に初めての場所。ストレスが大きかったのだろう」と話す。

朝日新聞社 11/9(木) 7:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e6fb67814414e0f069e96074ee1f5b63d6b5f0e

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