中央日報/中央日報日本語版2023.11.27 11:16
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海外でも注目されている韓国の「オルチュガ(凍え死んでもアイスアメリカーノの略語)」を好むトレンドが今年は一層鮮明となっている。
すぐに手軽に飲めるという長所ため、カフェだけでなくコンビニでも人気を呼んでいる。

26日、カフェブランド「スターバックスコリア」は韓国内でここ数年アイスドリンクの販売比重が増え続け、
全体4杯中3杯以上を占めていると明らかにした。
スターバックスによると、今年初めから今月23日まで韓国スターバックスの店舗でアイスドリンク販売比重は全体の77%に達する。

冬にもかかわらずアイスドリンクの比重が高かった。寒さが絶頂だった1月もアイスドリンクの比率は57%で半分を越え、
2月にはこれよりも高い64%だった。夏真っ盛りの6〜8月にはアイスドリンクは87〜89%で、10杯中9杯近くに達した。

このようなアイスドリンクを好む現象は最近10年間で特に際立っている。
2010年代初期でさえ、年間を通してみるとスターバックスでアイスドリンクの販売比重は半分を下回っていた。
だが2015年アイスドリンクの比率が51%で逆転すると、その後は増え続けて昨年74%まで高まった。

◇夏には10杯中9杯がアイスドリンク
ー中略ー

全国に約140店舗があるコーヒーチェーン「ポール・バセット(PaulBassett)」も
アイスドリンクはホットドリンクよりもはるかによく売れる。ポール・バセットでも昨年12月から今年2月までの3カ月間、
アイスドリンクが全体ドリンクに占める比率は62%だった。
ポール・バセット関係者は「アイスドリンクは出勤途中に手軽に飲めて清涼感とさわやかさをすぐに感じることができる」と話した。

厳しい寒さが続いた今年1月、ホリーズカフェ(HOLLYS COFFEE)ではアイスアメリカーノの販売比重が55%で、
ホットアメリカーノよりも10%ポイント高かった。
年齢帯別に見ると、来店客のうち最も多い30代だけでなく20代でもアイスアメリカーノが人気1位を占めた。
反面、40代と50代ではホットアメリカーノを最も好んでいることが明らかになった。

◇コンビニも「オルチュガ」現象にアイスドリンクのラインナップを強化
今年の夏はコンビニ業界でもアイスドリンクを強化した。GS25は7月、オリジナルレギュラーコーヒーブランド「カフェ25」の新メニューとして
アイスアメリカーノのジャンボサイズを発売した。
アイスアメリカーノ・ジャンボの容量は780ミリリットルで、従来のアイスアメリカーノのラージ(L)サイズの1.6倍だ。
GSリテールによると、今月1〜24日基準で該当商品はカフェ25メニューのうちトップ3位を記録するほど、
寒い気候にもかかわらず熱い人気を誇っている。

AFP通信は今年初め「韓国には『オルチュガ』という独特のコーヒー消費文化がある」と紹介した。
また「早く注文できる『オルチュガ』は「パルリパルリ(早く、早く)」を重要視する韓国の職場文化とよくマッチする」と分析した。
オルチュガは海外にも徐々に拡散する雰囲気だ。
8月米国CNNは「一年中アイスコーヒーシーズン」と題する記事を通じて
「最近3カ月間、米国内スターバックスのドリンク販売の75%がアイスドリンクで、特に若年層を中心によく飲まれている」と伝えた。

https://japanese.joins.com/JArticle/311941