米国産を抑えたブラジル産…韓国軍の大型輸送機2次機種にエンブラエル選定


1次事業では米ロッキードマーティンのC−130Jが選定された
2次はエンブラエルコンソーシアムには国内3社が参加し、部品の製作など国内防衛産業が参加する物量の価値は1億3500万ドル(約200億円)と評価された。ロッキードマーティンコンソーシアムには国内の1社だけが参加し、国内企業の参加物量の価値も1億2900万ドルと、エンブラエルコンソーシアムより少なかった。

防衛事業庁の関係者は「費用と性能、運用適合性、‘’オフセット取引‘’ などを総合的に評価した」とし「費用と性能ではほとんど差がなく、契約条件とオフセット取引、国内企業の参加で意味のある差があった」とC−390を選定した理由を説明した。

(オフセットとはいわゆるバーター取引のことで、装備品を輸入する国がその見返りとなる付帯条件を輸出国に提示することです。)