[8日 ロイター] - 中国の不動産開発大手、中国恒大集団傘下の電気自動車(EV)メーカー、恒大新能源汽車集団(恒大汽車)は8日、劉永灼副会長が「違法犯罪」の疑いで拘束されたと発表した。詳細は明らかにしていない。

発表を控えて午前の取引で売買停止となった恒大汽車株は、再開後の取引で23%急落する場面があった。

同社は今月1日、米国に上場するアラブ首長国連邦(UAE)のEVメーカー、NWTN向けに新株を発行する計画が破棄されたと明らかにし、株価が週間で18.6%急落していた。

親会社の中国恒大集団も昨年9月、創業者の許家印会長が違法行為の疑いで法律に基づき強制措置の対象になったと発表していた。

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