北朝鮮で「自由民主主義」を志向する政党を結成したが、摘発されて処罰を受けたという内容の内部教育映像が出てきたことが
確認された。

26日の韓国「テレビ朝鮮」の報道によると、北朝鮮が幹部と住民を教育するために制作した映像に、
ある中学教師が韓国の放送に接した後に思想を変え、新しい政党を結成して政権交代を図ったという事例が登場する。
北朝鮮は国家転覆陰謀で峻厳な審判を受けたと伝えたが、処刑された可能性があるという。

映像はいわゆる「反動思想文化排撃法」が制定された後の2022年ごろ制作されたと推定されると、TV朝鮮は伝えた。
反動思想文化排撃法は韓国など外部で制作されたコンテンツすべてを反動思想文化と規定するもので、
流布者を死刑とする処罰条項がある。
また、政党結成とは別に北朝鮮の首脳部を狙った謀議をして摘発された事例にも言及されたが、背景には拳銃の映像が使用されていた。

2024.01.27 13:46
https://japanese.joins.com/JArticle/314324