中国の経済団体、中国国際貿易促進委員会の楊帆報道官は30日の記者会見で「万博はグローバルな経済・社会の発展成果を示し、相互理解を深めるための重要な舞台だ」と述べ、2025年大阪・関西万博に積極的に参加する意向を示した。パビリオンの建設準備も進んでおり、2月に現地で起工式を開く予定だという。

同委員会は、中国パビリオン出展の事務局的な役割を務めている。万博は全体的に工事の遅れが問題になっているが、楊氏によると、中国パビリオンは既に建設業者も決まり、着工許可も得たという。

日本の経済界代表団が23〜26日に北京を訪問したことについては「両国のビジネス協力や関係発展にプラスになる」と前向きに評価。近く同委員会トップや中国企業代表団が日本を訪れることも明らかにした。(共同)

産経新聞 2024/1/30 18:22
https://www.sankei.com/article/20240130-X6YRJ3H5BFPRZMXTPRFQPJ22KA/