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サッカー韓国代表チームのアジアカップ準決勝直前の混乱に対する最初のニュースが出てから1週間が過ぎた。特ダネ報道をした英国メディアの記事には李康仁(イ・ガンイン)の「拳」はなかった。大韓サッカー協会関係者の話を引用した韓国国内の後続報道に拳が登場した。李康仁選手は孫興?選手を殴っていないと主張している。サッカー協会は真相を確認して伝える作業をしていない。そんな意志すらないように見える。選手同士で暴力行為があったとすればそれにともなう処分が必要だ。李康仁選手に向かって別の選手が悪口に近い厳しい言葉を投げたのが身体的摩擦を呼んだという話も出ている。これもまた事実ならば懲戒に相当する。誤りに対する責任が明らかであってこそ前後分別のない世論裁判のどん底に陥ることもない。それが選手を保護する道でもある。

メディアも問題だ。ポータルサイトには多くて1日に1000件を超える李康仁選手関連記事が掲載された。過去や家族まで狙った。23歳の選手が最悪の逆賊になった。コラムニストのノ・ジョンテ氏は最近フェイスブックにこんな投稿をした。「俳優やスポーツ選手みんなエンターテイナーだ。彼らが提供するエンターテインメントを楽しめば良く、彼らそのものをエンターテインメントとして楽しむのはやめよう」。同意する。

全文はソースで 最終更新:2/21(水) 17:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/f049f3e155ee4c354297baaa2f55d7eadc2575c1