八ヶ岳連峰の硫黄岳付近で遭難した中国国籍の60代の男性が夜間登山訓練中のパーティーに無事救助されました。

遭難したのは、中国国籍の65歳の男性です。

警察によりますと、男性は23日に知人と2人で入山し、山小屋に泊まる予定でしたが硫黄岳付近を登山中に知人とはぐれ
道に迷い行動不能になりました。

午後5時半過ぎに男性は自ら警察へ救助を要請しました。

男性はテントなどの装備がないと話し警察は一晩、寒さをしのげる場所で動かないよう指示したということです。

その後、午後11時過ぎに夜間登山の訓練中だった2人パーティーが男性を発見・保護し中腹の山小屋まで同行。

地元の山岳遭難防止対策協会の救助隊員が男性と一緒に下山し、午前7時過ぎに救急隊に引き継ぎました。

男性は手に軽い凍傷を負った疑いがあり、病院で手当てを受けたということです。

一方、八ヶ岳連峰の阿弥陀岳では24日未明に3人パーティーで入山した静岡県島田市の男性会社員(58)が阿弥陀岳への登山中に
岩で足を捻り救助を要請しました。

足首を捻挫した疑いがあり、連絡を受けた救助隊が男性を発見、下山し午前9時半に救急隊に引き継いだということです。

2/24(土) 10:03配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b79f97b185e397734dd74c828f8149a29edc9dd