0001ばーど ★
2024/03/14(木) 11:59:40.63ID:K9naf6/4ツシマヤマネコの生息数は推定約100匹。環境省のレッドリストでは、野生での絶滅の危険性が極めて高い「絶滅危惧IA類」となっている。同センターによると、1992年度以降、車の事故で死んだヤマネコは累計132匹(2月17日現在)に上り、個体数が減少する要因の一つになっている。
これまで「ヤマネコ注意」の路面表示は、上県町田ノ浜地区の道路に1か所あるだけだった。ヤマネコの交通事故が約8割発生している国道と県道にはなかったため、新たに表示することにした。
過去に交通事故が多発し、今後も発生が予想される道路として、同センターが上島で3か所、下島で2か所を選定。同市は3月、道路を管理する県や警察などの協力も得て、ヤマネコの保護などに関する「ツシマヤマネコ基金」を活用して路面に表示した。
同市自然共生課の神宮周作係長は「事故が1件でも減ることを願っている。島外から訪れて運転する人もいるので、路面表示がヤマネコの島をアピールするメッセージとして届いてくれれば」と期待する。
同センターによると、表示されたうちの美津島町大船越―久須保間の国道約1キロでは、道路に飛び出すヤマネコの姿が確認されているという。このため、同センターは同区間の道路沿いに、ヤマネコの写真やイラスト付きの看板を設置。韓国人旅行客にも伝わるよう、ハングルを併記している。
同センターの柴原崇・首席自然保護官は「注意喚起の表示をした区間は、過去に交通事故などが起きた場所。表示を見たら速度を控え、安全運転を心がけてほしい」と呼びかけている。
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読売新聞 2024/03/14 05:00
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