韓国ドラマや映画、ウェブ漫画の輸出の好調に支えられ、韓国の著作権の貿易収支が11年連続で黒字となりました。

文化体育観光部が21日、去年の韓国の知的財産権の貿易収支について発表した内容によりますと、知的財産権のうち、著作権の貿易収支は22億1000万ドルの黒字と、黒字幅がおととしに比べて27%拡大したということです。

著作権は大きく、ゲームなど、ソフトウェアに関するものと、音楽、映像、ウェブトゥーンなどの文化や芸術系のコンテンツにかかる権利に分かれます。

文化芸術系の著作権の貿易による黒字は、韓国ドラマや映画、ウェブトゥーンなどの輸出に支えられ、去年、およそ11億ドルと、これまでで最大となりました。

文化芸術系の著作権の貿易は、2020年に輸出が輸入を1億7000万ドル上回り、初めて黒字となって以降、この3年間で黒字幅がおよそ7倍に拡大しています。

文化体育観光部は、「韓国のコンテンツ産業の多様性の拡大とコンテンツ産業を支える著作権の保護政策が、世界市場での競争力を高めた」と分析しています。

KBS 2024-03-25 11:48:16/Update: 2024-03-25 11:48:49
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