東京大学は27日、中国籍の 景輝けいき 氏が博士号を取得した論文で研究データを 捏造ねつぞう していたとして、今月25日付で博士の学位を取り消したと発表した。

 東大によると、景氏は2016年4月、大学院工学系研究科で博士号を取得。23年になって、元指導教員にメールで不正行為を自ら申し出た。東大の調査に景氏は「自責の念にかられて不正を告白した。早く学位を得たかった」と説明したという。

読売新聞 2024/03/27 18:13
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240327-OYT1T50162/