保護動物を常習的に引き取り、臨時保護するという理由で連れてきては殺害していた20代の男が拘束された。

京畿道坡州(キョンギド・パジュ)警察署は8日、動物保護法違反容疑で3日に20代の男を逮捕、送検したと明らかにした。

男は主にインターネットの保護動物の里親募集プラットフォームを通じ保護動物を引き取った後、犬5頭と猫6頭を殺した容疑を受けている。

男は電話番号を変えながら保護動物を相次いで引き取っていたという。動物の安否を尋ねる元の保護者にはいなくなったと言い逃れていた。

事件を告発した動物権利団体KARAによると、男は警察の捜査を受けていた中でも猫を追加で引き取っていたことが明らかになった。猫は坡州市庁の緊急隔離措置後。動物権利団体RAYを通じて救助され、動物病院で治療を受け保護中だ。

KARAの活動家ユン・ソンモ氏は「動物虐待を防ぐため徹底した審査過程が必要だがそれも限界がある。政府次元の対策が切実だ。虐待現場に残した動物の所有権放棄に向けた自治体の積極的な対処が必要だ」と強調した。

中央日報日本語版 2024.04.08 17:15
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