最近の日本産ビールブームで1−3月期の日本からのビール輸入額が中国ビールの3倍を超えたことがわかった。これに対し福島汚染水放流の余波で日本産水産物は20%近く減った。

韓国関税庁が16日に出した輸出入貿易統計によると、1−3月期の日本ビール輸入額は1492万5000ドルで、昨年1−3月期の662万7000ドルから125.2%急増した。輸入量は8422トンから1万7136トンに103.5%増えた。

日本産ビール輸入は2019年の日本政府の半導体核心素材輸出規制後に広まった「ノージャパン」の動きとともに停滞したが、最近反日感情が薄まり輸入が再び増えたと解釈される。年間基準で2020年も556万8000ドルにすぎなかった日本ビール輸入は2021年に687万5000ドル、2022年に1448万4000ドル、2023年に5551万6000ドルと毎年大きく増加した。今年は1−3月期の水準が維持されれば6000万ドル前後を記録するものとみられる。

◇イメージ失墜した中国ビール、輸入62%減

これに対し数年間青島ビールを前面に出し韓国市場で君臨していた中国ビールは最近大きく縮小した。1−3月期の中国産ビール輸入額は478万3000ドルで、日本産ビールの3分の1水準にも満たなかった。前年同期の1255万1000ドルから61.9%の減少だ。1−3月期基準で中国ビールが日本ビールを下回ったのは2019年以降では今年が初めてだ。日本ビール人気が回復すると同時に、昨年中国のビール工場で男性が小便をする動画が公開され悪影響を及ぼしたのが主要因と分析される。

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中央日報日本語版 2024.04.17 10:32
https://japanese.joins.com/JArticle/317533