【韓国】釜山で「朝鮮通信使祭り」5月3日開幕 日本公演団約100人も参加 [4/18] [ばーど★]
【釜山聯合ニュース】韓国と日本の交流の象徴とされる「朝鮮通信使」をたたえるフェスティバルが来月３〜５日に南部の釜山市で開催される。釜山文化財団が１７日、発表した。
釜山市内の竜頭山公園や光復路一帯、釜山港沿岸旅客ターミナル、朝鮮通信使歴史館などで開催される。イベントのハイライトは朝鮮通信使の行列再現で、５月４日午後３時に竜頭山公園を出発する。
今年は朝鮮通信使とゆかりのある日本の各地域から計約１００人の公演団が参加し、釜山地域の芸術家や市民と交流する。
両国に残る外交資料「朝鮮通信使に関する記録」は国連教育科学文化機関（ユネスコ）の「世界の記憶」（世界記憶遺産）に登録されている。
聯合ニュース 2024.04.17 18:18
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20240417003800882
https://img5.yna.co.kr/etc/inner/JP/2024/04/17/AJP20240417003800882_01_i_P4.jpg 朝鮮王朝が日本に派遣した外交使節「朝鮮通信使」の行列を再現したパレードが4日、韓国南部釜山で行われた。
新型コロナウイルス禍を経て、5年ぶりに開催。日本からの参加者を含めた約500人が当時の華やかな衣装に身を包み、繁華街を練り歩いた。
日韓親善を象徴する歴史絵巻に多くの観光客が見入った。
釜山は、朝鮮通信使一行が日本に向けて出港したゆかりの地。出発式で来賓の長崎県対馬市の比田勝尚喜市長らが鐘を突くと、太鼓や笛のにぎやかな音が鳴り響き、行進が始まった。
対馬藩が当時の日朝外交の窓口を担ったことにちなみ、対馬市民17人が行列を護衛する武士に扮（ふん）した。
参加した中学教諭の小曽根陸斗さん（26）は「生徒が韓国をより身近に感じられるように、通信使の歴史を教える中で今回の経験を伝えたい」と意気込みを語った。
パレードは、釜山文化財団が主催する「朝鮮通信使祭り」の一環。対馬と山口のよさこいチームのほか、静岡からは剣舞や和太鼓を披露するグループなどが招かれて、祭りを盛り上げた。
見物に訪れた釜山の主婦ペ・インギョンさん（65）は「両国は文化的な共通点が多く、こうした交流を積極的にすれば難しい関係も乗り越えられると思う」と笑顔で話した。
朝鮮通信使は、江戸時代の1607〜1811年に12回にわたって朝鮮国王が徳川幕府に派遣した使節団。
日本各地を移動する中で学問や文化の交流も深めた。（共同） ちやほくてきるはまもさわのけまあおろあてたやきてめりあすろやわむえ 
