ハジメテノオト
http://www.youtube.com/watch?v=-8ctHmRAlGE
「私たちが『ミク』というキャラの強い存在感を感じながら、同時にその背後に『誰もいない』、
 いや『何もない』ことに由来する切なさをたたえた佳曲である」

恋スルVOC@LOID
http://www.youtube.com/watch?v=Emt20uQzyuU
「初音ミクの発売からわずか二週間後に発表され、ブームを牽引する役割を果たした楽曲のひとつ」
「『パラメータ』や『ビブラート』といった言葉は、音楽を作成するという自分の役割に対する、確かな自己言及となっている」

初音ミクの消失
http://www.youtube.com/watch?v=DouheoH8GTs
「初音ミクは上記の歌詞を、人間にはおよそ不可能と思われるほどの高速で歌いあげる」
「そして、だからこそ、その声が心をもっているという歌詞の抒情は、臨界的なものとなっている」

みくみくにしてあげる♪
http://www.youtube.com/watch?v=-N5XNRNhdcA
「ブームの最初期に投稿された、初音ミクのアンセムソング」
「『ボーカル・アンドロイド=VOCALOID』なる直截的なネーミングは、当然の帰結として人工生命体を思い起こさせた」

ワールドイズマイン
http://www.youtube.com/watch?v=C1bOR4S8TwE
「やがて『メルト』に代表される普遍的な恋愛ソングを歌うようになったミク」
「『恋するVOCALOID』から『恋する女の子』へと成長していった。その集大成ともいうべき作品」