「寂しさ」

物言わぬ背中から幾つもの"あの日"が甦る。

不良に忍術勝負を挑むもボコられちんぽ丸出しでステージに立たされたあの日。
女子に自作エロ漫画(透明人間モノ)を発見され泣き続けたあの日。
ハイド中うっかりお尻に触れた80歳女性からハイド痴漢認定され逮捕されたあの日。

全てが、苦い記憶だ。

寂しくはなかった。いや、俺は寂しいのか?一人で考えるが答えは出ない。
ひとつ言えるのは性欲だけはある。

そんなとき突然彼女に出会った。
KN「なんかイカ臭くねっ(ムカムカ)」

ここで一つユーモラスな反論を試みるも二週間無言だった為か声が出ずに会話終了。

忍者とは、堪え忍ぶもの。