韓国、沈没船体に汚染空気注入か 潜水士が証言
【ソウル共同】
韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、水没した船内の空気だまりに生存者がいると想定し韓国政府の救助チームが行った船内への空気注入作業で、人体に致命的な一酸化炭素など不純物で汚染された工業用圧縮空気を送り込んでいた疑いがあることが30日までに分かった。
作業に加わった潜水士の証言を野党新政治民主連合の金賢美国会議員が明らかにした。
独立系ニュースサイト「ニュース打破」は、工業用空気を毎分約5立方メートルしか注入できない小型コンプレッサーが使われていたと報じた。

事実なら当局は、行方不明者の生還につながる対応を全く取っていなかったことになる。