http://realsound.jp/movie/2017/09/post-107187.html
映画興収に52年ぶりの珍事 年間トップ10に「夏の日本映画」が1本も入らない2017年

 『君の名は。』(約250.3億)、『シン・ゴジラ』(約82.5億)、『ファインンディング・ドリー』(約68.3億)、『ONE PIECE FILM GOLD』(約51.8億)、『ペット』(約42.4億)と、
7月と8月に公開された作品だけで年間興収ランキング・ベスト10の半分となる5本(外国映画2作品、日本映画3作品)を占めていた2016年と比べて、2017年の
夏の興行ははっきりと低調に終わった。

 『メアリと魔女の花』は夏休み期間を通じて8週連続で週間トップ10入り、先週末のランキングでようやくトップ10圏外に。それなりに腰の強い興行で30億をなんとか突破。
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』も先週末で3週連続トップ5入りと、公開直後にネット上を中心に広まっていった不評のわりには健闘しているという見方も
できるだろう。しかし、夏休みという公開時期、そして公開時のスクリーン数の多さをふまえると、そのポジションに相応しい結果を残したとは到底言えない。