木村「酒井さんっ!酒井さんっ!酒井さんっ!」

 今日も品川のセガ本社では卑猥な水音と肉を叩きつける音が響き渡っていた。
 毎日の執拗な中出しにさすがの酒井の直腸も「実は俺は腸では無く膣なのではないか?」と勘違いを始めていた。

木村「ん妊娠!妊娠!妊娠!ん妊娠しろぉ!!」
肛門「ん拒否するぅ!」

 言葉では徹底抗戦の構えをとる肛門。しかし、毎日注がれ無駄に消えていく精液に、肛門は罪を感じ始めていた。

直腸「あれ? やっぱさー俺膣じゃね?」
肛門「ばっか!! お前は直腸だっつーの!!」
直腸「あなたさー、ならなんで精液なんか注がれるわけ? あと何人分の子種を俺は殺せばいいわけ?」
肛門「それは……」

 言葉を濁す肛門。その答えは、肛門も教えて欲しいくらいだった。罪も、子種の命も、全てを忘れて肉棒を受け入れる肛門。
 ……そして、長年やり続けたこのやり取りにも、段々と変化が訪れ始めていた。

肛門「やめろぉ(ハート)木村ぁ(ハート)」
直腸「やっぱ俺……いや、私って膣なんだ」
木村「妊娠!妊娠!妊娠!妊娠!」
肛門「やめろぉ(ハート)ほんとに妊娠してしまうぅ(ハート)」
膣「準備は出来てるわ! いつでも来て!!」
木村「妊 娠 ! !」
酒井「ん っ ! !」

 その日、奇跡は起こった。