メモリーカードは
P型半導体の上にN型半導体のドレイン電極とソース電極を設け、P型半導体上にトンネル酸化絶縁膜で挟んだフローティングゲートを形成しています。このフローティングゲートに電子を蓄えたり放出したりすることでデータを記録・保存します
データ「0」を書き込む場合にはソースとドレインをグランド電位としてコントロールゲートに高めの電圧を印加することで、トンネル酸化膜を突き破って電子がフローティングゲートに蓄えられます
データ「1」を書き込む場合は何もしません。データの消去(「0」から「1」に戻す)には、コントロールゲートをグランド電位とし、ドレインとソースに電圧を印加することでフローティングゲート内の電子を追い出します
(図2)このような仕組みでデータの記録と消去を行っています。わかりやすく言えば、フローティングゲートという「コップ」に電子を貯めたり抜いたりすることで、データを記録しているのだ('ω'`)