オリキャラの流れに便乗してみる
というか俺のキャラの設定そのまんまなんだが…

名前:セイン・イル・アレスティア・L・フラン・カノーネ
職業:巫女→廃人→勇者
種族:ヒューマン→試作型プロトデューマン
性別:メス
19歳(本当は現在25歳)
出身:グラール太陽系の辺境の惑星シルフォスの小さな村
直径は地球のある太陽系の太陽の約4倍

惑星シルフォスは代々シルフォス帝国とそれを囲む8大独立国を中心に戦乱の時代を送っている
帝国からかなり離れた草原に囲まれた静かな村に生まれる
村では鍛冶と舞踊が盛んであった
両親からはシズクと名付けられる
家族は両親と歳が3つ離れた弟が一人
弟は身体が弱く姉に対して以外は極めて無口であるが、村では稀代の鍛冶師と呼ばれるほど大変器用であった
村では選ばれた巫女が毎年神に祈りの舞を奉げる祭りが行われていた
5歳の時に初めて巫女として選ばれて以来、その非凡な才能から毎年役目を担うことになる
巫女に選ばれるには未婚の処女でなければならず、16歳になる時までずっとその誓約を守っていた
彼女の舞は幼少の頃から美麗かつ精緻で、年々艶を帯びるその完成された芸術的な舞は見る者を魅了し、圧倒した
彼女が14歳になる歳、突然村に野盗が強襲、村は火を放たれ金品は強奪、大人はおろか女子どもまで容赦なく皆殺しにされ瞬く間に廃墟となる
彼女は偶然訪れていた旅の侍と共に弟を連れ共にかろうじて生き延びるが、途中侍が追手を食い止める間に散り散りになり行く当てもなく放浪する

それから彼女は只管に弟を護ることだけを考え、旅の傍らで自らの舞を発展させた舞うような二刀流の剣技舞龍双剣術≠発案、鍛え上げる
弟は道中で見つけた天然の素材と村から持ち出したなけなしの工具で姉に剣を作り、姉弟はなんとか放浪の旅と続けた
しかし帝国の戦争が激化するにつれ治安が悪化し、帝国からも元傭兵だったならず者などが国外に溢れ出す
帝国はこれを鎮めるため最高神シルフィエルを讃える教会を設立、教会に財と権力を与えてこれを治めようとする
彼女が17歳になる歳、山奥の洞窟でひっそりと暮らしていたところについに教会からの追手が迫る
彼女は事情を話して弟を庇い、弟さえ安全ならば身を差し出すことを誓う
そして姉弟は別々に教会に連れて行かれここで行き別れる…

彼女は教会に連れて行かれると身体能力の高さと弟を護るためならばなんでもする意志の強さを見出される
そして帝国の尖兵となるべく、本来は禁忌とされる意識レベルからの洗脳、記憶改竄、薬物投与、肉体的苦痛による身体強化、日々過酷な戦闘訓練等を課される
対して弟は身体が弱く、強化したところで戦闘にはまるで使えないと判断され捨てられそうになるが、姉との約束もあり教会で兵士の為の武器等を作っていた
2年後、弟が教会の兵士にそろそろ姉に会いたいと告げると、兵士は現状を知っているため悩んだが、兵士の上官が特別に姉に会わせてくれると言った
そして弟が2年ぶりに見たのは、記憶も失い、容姿も変わり果てた姉の姿であった

2年間、彼女は記憶を抹消されてもなお「何か護るべきたいせつなもの」の為にあらゆる苦痛に耐え、凄まじい調教にも屈せず全てを受け容れた
結果、教会の指示のみに従う最強の人形、帝国はおろか惑星シルフォス全土で無敵の勇者となった

翌年、8大強国が一致団結して帝国を包囲し城に攻め入る作戦を企てていることを知った教会は、勇者率いる最強の部隊を持って諸国を滅ぼしていく
そして帝国が「シルフォエルの加護」のもとに間もなく全土を完全に掌握というところで、突如宇宙に超巨大ブラックホールが出現、周辺の惑星もろとも飲み込まれてしまう

彼女が目を覚ますと、そこは異世界「オメガ」と呼ばれる戦火に揺れる星であった…
彼女は唯一持っている図抜けた戦闘能力と、「何か護るべきはずだった大切なもの」を信じて、廃人同然でオメガをさ迷っていると魔導国クエントの兵士と出会う
彼女は事情を話すとクエントに招かれ、「氷の女王」ハリエットの元へ
ハリエットは彼女こそがオメガの伝説にある、救世の英雄ではないかと考え、ここに新たな物語が紡ぎ出されていくこととなる…

クエントに所属し、オメガでの戦闘に明け暮れるうちに、彼女は自分がかつて教会で何をされたのかを断片的に思い出していく
≪D-因子≫…ダークネスファクター
不可視であるが確かに存在しており、全てを蝕み狂わせ、絶大な力を与えるがやがてその身を滅ぼす「物質」
その核≠いくつか、移植されたのである

戦乱の中で目覚める「確かな意志に制御された核≠フ力」
巨大ブラックホールは何を示すのか?まだ、始まったばかりである