もう10年くらい前の話だけど、カンファレンスで社長が登壇してネトゲを語ってた。
「ユーザーはオンラインゲームに永遠を望む。後継タイトルを恐れる場合すらある」
「アップデートであらゆる改変が可能な現代のインフラで、後継タイトルは必要も無い」
「必要なのは定期的なブラッシュアップと、大規模な仕様変更を納得してもらう努力である」
「長期開発されたタイトルに、新規タイトルで対抗する後継作業は、開発もユーザーも苦しめる」
「ビジネスモデルとしての成功例も知る限りでは存在せず、経営はこのような判断をしてはならない」
「F2P(基本無料・アイテム課金)が流行してるが一過性であり、ユーザーが望んでるのは『無料でも遊べる」
「課金はサブスクリプション(月額)のみ、時間は掛かれど無料でも遊べる。この二つのコースのみで十分である」

以前のセガフェスで彼に「SEGAよりあなたを愛してます」と冗談混じりで言ったら
「ボク、あまりメディアに露出したこと無いんだけど、どうして?(笑」と、反応してくれたので↑のそれで拝見したんですと伝え
「覚えてるんだー!…ということは現在はPSO2…かな?ご迷惑をお掛けしております」
「いえ、でも正直…あなたがプロデューサーだったら!と思わずには要られない部分もあります」
「彼は(たぶん酒井)悪い人ではないんだけど、空回りし易いというか…でも今日からボクも現場だよ?(笑」
「ノーキャリア(クリエイターとして?)で言うのもおかしいけど、PSO2なんてだっせーよな!なんて、誰も言えなくする」
「いえ、まずそれ誰も言ってないですし…少し古いです。あ、お引き止めして申し訳ないです」
「笑)…ボクはボクが遊びたくなるPSO2を作る!受け入れられるかは怖いけど来年に期待して!」

で、手を差し出されたから握手かな?と思って握ったら、めっちゃ強く握られて
「これがボクの意思。PSO2を、SEGAを再建するのはボクの責任でもある」
「分かりました…あの、でも大丈夫ですか?汗がその…凄く…」
「…いや、ボクは知っての通り里見なので、セガのファンに恨まれてるかもと思って登壇したらもう…あ!そろそろ…」
「あ、すいません。また引き止めてしまい…ありがとうございました」

肩書きが肩書きだけにあまり露出できる人ではないんだろうけども
それでも1回でもニコ生に出演したりしたら、だいぶ状況は変わりそうな気もするよね